こんにちは。今回は誰もが知っている食物繊維について話したいと思います!!
食物繊維といえば何を思い浮かべますか?おそらく
- 野菜からとれる
- 便通がよくなる
- 不足しがち
- ごぼうとかいっぱい入ってそう
くらいではないでしょうか?私もこの記事を書く前はそれくらいしか思い浮かびませんでした。
しかし、色々調べていくうちに全く知らないことが次々に出てきました。
皆さんに共有したいなと思ったので、この記事で説明したいと思います!!
食物繊維ってなに?説明できる??
そもそも食物繊維の話に入る前に、食物繊維を大まかにも説明できる人は少なのではないでしょうか?
簡単に食物繊維を説明すると、「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の総体」です。
水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維とに大別されます。
食物繊維の多くは、単糖がたくさん結合した多糖類の仲間ですが、消化されないため、エネルギー源にはなりません。
例えば、上のセルロースは植物の茎などの主成分で、βグルコースという糖がいくつも結合してできる物質です。
しかし人間には消化酵素であるセルラーゼを持っていないため、消化されずに便に排出されます。
まさに「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の総体」の一例ですね!!
ちなみにゴリラが植物だけしか食べていないのに、ムキムキなのはこのセルロースのおかげらしいよ!!アミノ酸を作り出す特殊な腸内細菌を持っているんだって!!
食物繊維には2種類!そのバランスが大事!!
冒頭で説明したように、食物繊維には水溶性と不溶性の二種類あります。
それぞれ役割が異なるので、説明していきたいと思います。
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、溶けるとゼリー状になります。
食べて食物をそのゼリーで包むことで、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにします。
→血糖値の急上昇を防ぐ。コレステロールやナトリウムを吸着して便に排出してくれます!!
不溶性食物繊維
水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やします。
→便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。
→有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。
どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。
互いに相反した性質を持つ食物繊維ですが、摂取するにあたってバランスが重要になります!!
適切なバランスとはズバリ!?
結論から先に言うと適切な摂取バランスは、水溶性:不溶性=2:1です。
しかし、上の表で示すようにほとんどの食品は不溶性が水溶性の2倍以上含まれています!!
特に、例えば上の表で しその葉 をたくさん食べたとします。
そうなれば当然不溶性食物繊維をかなり多く採ってしまうことになるので、バランスが一気に崩れてしまいます。。。
なので、食物繊維豊富だから何も考えずに食べるというのは、誤った考えになります!!
不溶性ばかりだと便秘に。水溶性ばかりだと下痢になるらしい。。。
ちなみに俺は、海苔を大量に酒のつまみとして食べるけど次の日は便秘気味やなあ
解決??水溶性食物繊維ってどこでとる??
水溶性の食物繊維ってどこで摂取できるのか。多く含まれる食材をピックアップしてみました!!
どうでしょうか?らっきょうを筆頭に、大麦やオートミールなどの穀物類、
さらにはみずみずしいフルーツが散見されます。
しかし、これらの食物を意識して毎日食べるのは少し難易度が高そうです
そこで私は、ある発見をしました。表の一番下にある蒟蒻畑です!!
そもそも蒟蒻の原料である、コンニャク芋の主成分が「グルコマンナン」という水溶性食物繊維の一種です。
しかし、通常の蒟蒻は製造過程において凝固剤(水酸化カルシウム)を使って作られているため、
食物繊維は水溶性から不溶性に変わっています。
マンナンライフが製造している蒟蒻畑は、凝固剤を使用していないのでそのままグルコマンナンが摂取できます!!
結論:蒟蒻畑で水溶性食物繊維ゲットがおすすめ!!
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