【レチノール??】ビタミンAについて

筋トレ

おはようございます!
今日は土曜にですが、いつも通り8時に気合入れて研究室に向いました。
しかし、まさかの床のワックスがけで立ち入り禁止を余儀なくされたTAです。。。

今回はビタミンシリーズ第三弾のビタミンAについて解説していきたいと思います!!

ビタミンAと言えばどんなイメージでしょうか?多分栄養に関心がない方は相当もつかないと思います。

しかし、不足するとやはり健康を損ねてしまう栄養素なので注意して摂取したい物質です。
ではいきましょう!!

こんな人におススメ!!
  • 健康に気を使いたい方
  • ビタミンAについて詳しく知りたい方
  • フィットネス関連に興味がある方

ビタミンAとは何ぞや??

レチノール

脂溶性のビタミンで、人間の体には大部分が肝臓に蓄えられています。
水溶性ではないので、尿中には排出されずに蓄え続けてしまうため過剰摂取はNGです。

構造式から、水に全然溶けなさそうよね。脂溶性って感じやな!!

ビタミンAは、物質として説明するのがやや煩雑ですので、簡単に説明します。

ビタミンAは通常、レチノールとして体内で働く量でカウントされる物質です。

ビタミンAには主に、二つに分類することが出来て

①肉や魚などにはレチノールとして、そのままビタミンAの元が含有されているのですが、
②カボチャなどの野菜にもビタミンAのもととなるカロテノイド(proビタミンA)が含まれています。

βカロテンの構造式

上に示すのが、カロテノイドの一種であるβカロテンです。

この物質が、体内で吸収➡変換されてビタミンA(レチノール)になります。

レチノールが二個つながったような形やな!!納得納得。

ビタミンAの効能・効果

さてお待ちかねの、効果効能の話です。

  1. 目や皮膚の粘膜を健康に保つ
  2. 免疫細胞の働きを活発にして、抵抗力を強める
  3. 暗いところでの視力を保つ働き

不足すると??

  1. 皮膚や粘膜の再生が十分に行われなくなり、乾燥・角質化する
  2. 免疫機能が低下して、風邪などを引きやすくなる
  3. 暗い場所で視力を失う(鳥目)になる

簡潔に言えば、肌がガサガサになって風邪ひきまくるってことか。。。

摂取量目安

ビタミンAは先ほどの説明にもあったように、レチノールとカロテノイドに分類されます。

そのため単純に何グラムとかではなく、レチノール相当量というものを用います。

上の式で求められます。

レチノールはそのままレチノールとして働きますが、βカロテンなどのカロテノイドは
すべてレチノールとして働きません。
なので補正係数の1/12や1/24をかけなければなりません。

その点をふまえて、摂取目安量は以下の通りになります。

・18~29歳:男性850μgRAE、女性650μgRAE

・30~49歳:男性900μgRAE、女性700μgRAE

・50~69歳:男性850μgRAE、女性700μgRAE

多く含まれている食品

鳥豚レバーやウナギにかなり含まれていて、卵やチーズなどの動物性食品からトマトやブロッコリーなどの野菜にもカロテノイドが含まれており、様々な食品から摂取できます。

インスタント食品ばかり食べてなければ大丈夫そうか。

逆に、摂取のし過ぎがいけない栄養素となります。

というのも、ビタミンAは脂溶性のビタミンであるため、過剰摂取しても尿中に排出されず主に肝臓に蓄えられます。

そのため過剰摂取しすぎると頭痛や脱毛症、食欲不振など健康に害をもたらします。
なので一日あたりの耐容上限量が定められています。

その値は男女ともに2700μgRAEです。

しかし、あまり気にすることは無くレバーを好んで毎日食べたりしない限りは大丈夫だそうです!!

【おまけ】レチノールを肌に使用??

美容が流行る現在、レチノールを食として取り入れるだけではなく
肌に直接塗布するために近年レチノールが含有した薬や化粧品が販売されています。

代表的なのが、ロアキュテインという名前の薬です。効果は以下の通りです。

  • 難治性の重度のニキビに対して高い治癒力を発揮
  • ニキビの原因菌、アクネ菌に対して強力な殺菌・抗菌作用がある
  • 皮脂の過剰分泌を抑え、ニキビの悪化・再発防止
  • 皮脂を作る皮脂腺を縮小させる

使用しはじめは、肌の乾燥感などの副作用が大きいらしいですが重度のニキビには抜群らしいです。

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